7931のあたまんなか

数学/読書メモ/自分の考え方/水曜どうでしょう/交通関係(道路・航空)など、頭の中にあることを書き出しています。

生きるためのヒントがありました/『しないことリスト』読書メモ

最近は、書店やブックオフをあてもなくうろうろして、パッと目に留まった本を買うことが増えました。
「今後どのように生きていこうか」という漠然とした悩みに対するヒントを探しているからだと思います。

この本は、まさにパッと目に留まって、「これだ!」と直感して買った本です。

しないことリスト』(phaさん)

しないことリスト

しないことリスト

著者はphaさん
私はこの本を買って、phaさんのことを知りました。
大学卒業後に就職し3年で退職。
退職後は、東京でシェアハウスの運営などをされているそうです。

この本は、できるだけラクに生きるための「○○をしない」という36個のアイテムについて書かれています。

自分が実行したい「○○しない」

人によっていろいろな特性や考え方があるので、すべての「○○しない」を実行することは現実的ではありません。
たくさんありますが、自分で実行してみようと思ったものをリストします。

頭の中だけで考えない

この本を読み始めたあたりから意識している行動です。
考えを頭の中だけでまとめようとすると整理しきれずに結論が出ないことが多くあります。
そのために、思考が深くなりそうなら、A4のコピー用紙に頭の中を書き出すことで、思考が整理されたり、より深く考えられるようになります。
これはおすすめです。

読みっぱなしにしない

これも最近始めた取り組みですが、本を読んで気づいたことや印象に残ったことをブログに書くようにしています。
プライベートのメモではなく、インターネットに公開することで、いろいろな方と共有して、情報交換できればという思いです。

一箇所にとどまらない

本文中にこのような文章があります。

何かに行き詰まったり、何かを変えたいと思うときは、「気持ちを入れ替えてがんばろう!」と精神論で自分を変えようとするよりも、まわりの環境を変えた方がいい。(P103)

やはり自分から思い切って環境を変えるのは難しいと思っていますが、最終的な手段はこれなのかなと思っています。いかに腹をくくるか…。

孤立しない

この本では、「人とのつながりが道を開くことがある」というようなことが著者の経験をもとに何度も書かれています。

これを読んで、学生時代にあるウェブサイトの管理人をやっていたときにできた人とのつながりが、自分の人生に大きく作用していることを思い出しました。

このつながりに加えて、いくつかのチャネルを作ることを意識しようと思っています。

同じ土俵で戦わない

今までの自分は無意識に「みんなと同じ土俵で戦う」ことを考えていたと思います。
おそらく、その方が安心できるから。

でも、心を病んでからは、「他の人とは同じ土俵では戦えないのかもしれない」と思うようになりました。
じゃぁ、どうするか…。
今、気持ちを落ち着けて考えようとしているところです。

目次だけでも読み返したい本

36個の「○○しない」にリストは、もちろん目次に書かれています。
目次だけでもたまに読み返しておきたいと思えるような本でした。

最後に、著者の方の性格が自分と似ているかもと思う部分が多くありました。具体的にはうまく表現できませんが…。
なので、とても親近感がわくような本でした。