小学生向け英語教室の参観日でド・モルガンの法則が頭をかすめる
今日は次男(小1)の英語教室の参観日に行ってきました。
自分が好きなものについて話すことがテーマでした。
その中で、こんな文を話していました。
(1) I like lions and snakes. (私はライオンもヘビも好きです。)
(2) I like lions, but I don't like snakes. (私はライオンは好きですが、ヘビは嫌いです)
ここで頭に浮かんできた疑問は、
「私はライオンもヘビもどちらも嫌いです」は英語でどういうんだろう?
ということでした。
中学生くらいですでに学習済みかもしれませんが、あまり深く考えたことがなく、授業を見ながら考えていました。
まず、出てきたのは「I like neither lions nor snakes.」
しかし、あまり口語的ではないような気がしたし、ちょっと難しいなぁという印象です。
次に出てきたのは、「I don't like lions or snakes.」。
数学ではよく使われるド・モルガンの法則からの発想です。
「AかつB」の否定は「Aでない または Bでない」というものです。
たぶんこうなんだろうなぁと予想をつけて、家に帰りました。
(本当は授業後に先生に聞こうと思いましたが、次の授業の準備もあり遠慮しました)
で、手元にある文法書を見ると、やはり
「I like lions and snakes.」の否定は、「I don't like lions or snakes.」
で正しいとのことでした。
ちなみに、参照した文法書はこれです。(最新は 7th edition のようです)
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英語は論理との相性がよい言語だという印象は持っていましたが、論理学の基本であるド・モルガンの法則と英語の文法がばっちりかみ合うことに初めて気付いて、おもしろい体験でした。