数学に興味を持ったきっかけ その1 ~ 秋山仁先生の数学番組
今日のTwitterのTLを見ていると、「自分が数学が好きな理由」について話題になっていました。
自分も数学は好きですが、なぜ好きなのかは正直よくわかりません。
高校~大学時代は「1つの問題について、どのような解き方でも答えが1つに定まるから」と言っていました。
でも、今考えると本当にそうなのかな…と思っていますが、他に理由が見つかってはいません。
ですが、数学が好きになったというか、数学に興味を持ったきっかけは2つあります。
今日はそのうちの1つをご紹介します。
たまたま見た夏休みの教育テレビ
中学生時代だったと思いますが、夏休みにNHK教育テレビをたまたま見ていると、とある数学の番組がやっていました。
説明していたのは、秋山仁先生。
当時から数学はいちばん好きな科目だったので、あっという間に引き込まれ、次回以降も欠かさず見るようになりました。
学校の数学ではあまり取り扱われないようなテーマ(おそらく離散数学がメイン)について話していて、教科書以外の数学もあるんだと思ったことを覚えています。
この番組は何年か続いていたかと思いますが、継続して見ていて、数学に対する興味がどんどん湧いてきました。
ちなみに、大学入試では、秋山先生が当時所属していた東海大学の数学科を受験しました。(入学したのは別の大学ですが)
「東海大学を受験する」と両親に言ったところ、「秋山先生の学校に行きたいんでしょ?」と言われたことを覚えています。
実家の近くに秋山先生の数学博物館ができた
大学の数学科に入って3年ほど経ち、秋山先生が数学博物館を作ったことを知ります。
名前は「オホーツク数学ワンダーランド」。
北海道網走市の閉校になった小学校に作られました。
ここは実家から車で20分くらいの場所で、帰省の度に足を運びました。
数学を実感できる模型やおもちゃが展示されていて、とても楽しい場所でした。
ルーローの三角形、素数ゼミ、パラボラアンテナが放物面である理由など、いろいろな発見がありました。
大学院卒業時に数学専攻の同期で網走・釧路方面に卒業旅行に行き、この博物館に立ち寄りました。
残念ながら、現在は閉館しています。