数学科 or 情報工学科 → 数学科に行く! ~ 高3での選択
先日の記事で、数学好きになったきっかけを2つ書きました。
この記事にも少し書いていますが、大学では数学科に進みました。
実は、高校3年生のときに数学科に行くか?情報工学科に行くか?を真剣に悩んだ期間がありました。
最終的に数学科を志望した経緯を記録しておこうと思います。
中学時代から数学とプログラミングが好きだった
中学時代から数学は大好きで得意教科でした。
先生もこれを知っていて、2次方程式の単元ではこっそりと複素数を教えてくれました。
部活はコンピュータ部に入りました。
自宅のPC-98をいじっていたので、自然な流れでした。
部活では、BASICのプログラミングを友達数人で勉強しながらやっていました。
高校に入って数学がもっと好きになる
高校では数学が難しくなってきて、胸を張って得意科目とは言えなくなってきました。
一方、新しいことを知るにつれて*1、数学がどんどん好きになっていきました。
プログラミングはあまりやっていませんでした。
ですが、センター試験の選択問題でBASICプログラムの問題*2を選んで、点数を稼いでいました。
数学科と情報工学科、どっちに行く?
高校3年の時点で、行きたい大学は決まっていました。
この大学は出願の時点で学科*3を選ぶ必要がありました。
- 数学をとことん突き詰めて勉強できる数学科に行くか?
- 数学もプログラミングも両方勉強できそうな情報工学科に行くか?
最初はどちらも勉強できそうな、情報工学科に傾いていました。
でも、数学をしっかり勉強してみたいなぁという思いもありました。
両親に相談すると、「本当は将来お金になりそうな情報工学科に行ってほしいけど、最終的には自分がやりたい方を選んで」とのこと。
数学の先生のアドバイスで数学科に
そして、学校にいる数学の先生全員に相談してみました。
一言で数学の先生と言っても、出身学部は教育学部・理学部数学科・工学部と様々でした。
たくさんアドバイスを受けましたが、ポイントになったのは
- 数学の理論を突き詰めて勉強したいなら数学科
- 数学の結果を道具として使って勉強したいなら情報工学科
という言葉です。
これを聞いて、「やっぱり数学自体を勉強したい!」と思い、数学科を志望することにしました。
大学院まで6年間数学を勉強しました
そして、志望した大学の数学科に入ることができました。
修士までの6年間、数学漬けの楽しい日々を過ごしました。
大学でどんな数学を勉強したかは、改めて書こうと思います。