数学好きの琴線に触れる息子との会話
こんにちは。大学院まで数学を勉強していた、数学大好き人間です。
うちには小学生の息子が2人います。
いろいろな話をする中で、数学好きの琴線に触れる会話が出てきます。
その中から、印象に残っている2つのお話をご紹介します。
その1:作図ってなに?
長男(小3)が算数の宿題をやっています。
【問題】3つの辺の長さが3cm、5cm、5cmの二等辺三角形を作図しましょう。
長男「作図ってなに?」
自分「コンパスと定規だけを使って図を描くことだよ。でも、定規についている目盛りで長さを測るのはダメ」
長男「3cmの線を描いて、コンパスを5cmに開くことになるけど、その長さはどう測ればいいの?」
自分「・・・えっと、3cmと5cmは定規で測っていいよ」
作図と聞いて、「定規についている目盛りで長さを測るのはダメ」と、思わず中学~高校レベルの話をしてしまいました。
その結果、整合性が崩れた話をせざるを得ませんでした。
「定規は直線を引くために使う」と言えばよかったのかな?
いろいろと教えてみたいですが、なかなか難しいですね。
その2:無限ってなに?
次男(小1)のクラスでは、お金作りが流行っているようです。
お金作りと言っても怪しい話ではなく、半分に切った折り紙に10000などの数字を書いて、お札もどきを作る遊びです。
そして、そのお金にいちばん大きい数字を書いた人が勝ちという遊びをしているそうです。
最初は1の後ろに0がいくつ並ぶかで競争していました。
しかし、ある日、∞(無限大)を書いた子が現れました。
次男「無限(∞)ってなに?数字?」
自分「うーん、数字ではないかな。状態みたいな。でも、どの数よりも大きいってことでいいよ」
次男「じゃぁ、無限たす1(∞+1)ってどういうもの?」
次男「んー、無限って数じゃないからなぁ。そういうものはないんだよね」
非常に難しい質問でした。
どう答えればいいか、今でもよくわかっていません。
まだまだ修業が足りませんね。
1つだけ言えるのは、「無限って数字?」という質問にちょっとセンスを感じました。(親バカ)