メンタルクリニック診察時に持っていくメモ(サンプル)
およそ半年前に「診察時に自分の状況を簡潔に伝えたい」という記事を書きました。
このころと同じく、今もメンタルクリニックに通っています。
その後も自分の状況をうまく伝えられないかと思っていましたが、数ヶ月前から診察時にメモを作って印刷して持っていくことを始めました。
このメモを使った診察を10回ほど重ねて、軌道に乗ってきましたのでご紹介します。
診察時に持っていくメモのサンプル
■体調面
・【前回と変わらず】気分がだんだん落ち着いてきた。
・【前回より上向き】昼間に趣味の○○をやろうと思うようになった。
・3月22日にほぼ1日寝込んでしまった。原因は○○。対応は△△。
■生活面
・【継続中】朝の散歩と軽いストレッチを毎日やっている。
・【新規】毎日のルーチンの作業として、○○を始めた。
■環境面の変化
・4月から、妻がパートで働くことになった。
■今後にむけて考えていること
・復職に向けて、○○を考えている。
■その他
・ほかの病院に通っていれば、その経過を簡単に書く。
・「診断書をもらう」などの依頼事項を書く。
上の例で書いた内容は、あくまでフィクションですが、
- ■で示した記載する項目
- 【 】で示した前回診察時からの変化がわかるような記載方法
は参考になるかと思います。
メモを使った診察の4つの利点
診察にメモを持っていくことで、次の4つの利点があると考えています。
(1) 診察前の頭の整理ができやすくなる
文字に起こすことで、自分自身の頭の整理がしやすくなります。
体調のことに限らず、ものごとを考えるときは文字として書くことが大事ですね。
(2) 限られた時間内で効率的に自分の体調を伝えられる
診察時は、先生にメモを見せて、2人で読み合わせるように進めています。
(幸い、私の主治医はこのような診察で対応してくれます)
最初はぎこちなかったですが、回数を重ねるとうまく伝えられるようになりました。
(3) 大事なことの言い忘れを防止できる
話したいポイントをメモに書いておけば、言い忘れはかなり削減できます。
(4) 診察前に客観的な意見をもらえる
これは家族のいる方などに限られますが、診察前にメモを家族に読んでもらうことで、客観的な意見をもらえることもあります。
私はいつも妻に読んでもらい、客観的に見た病状と書いたことが合っているかを確認してもらっています。
メモ作りはだんだん楽になります
最初は自分なりの小さなメモで構わないと思います。
話す内容を少しでも頭からアウトプットするだけでも効果ありです。
また、1回目は書くのが大変かもしれません。
しかし、2回目以降は前回のメモを更新するだけなので、作業量が減ってきて楽になります。
気になる方は始めてみてはいかがでしょうか?