特集「幾何の概念のアイデア」~『数学セミナー2018年12月号』読書メモ その2
『数学セミナー 2018年12月号』の特集は「幾何の概念のアイデア」です。
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2018/11/12
- メディア: 雑誌
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前回のまとめ記事はこちらです。
今回は、6個の記事のうち中盤の2個のメモを紹介します。
ファイバー束
キーワード
ファイバー束の概念
- 空間の族や、各点ごとに値域が変わるような一般化された関数を記述するための1つの手法
ファイバー束
- いわば、「ねじれた直積」を記述する手法
- ファイバーと局所自明化
ファイバー束の例
ファイバー束の構造群
- 複数のファイバー束の関連を考えるための概念
- 変換関数
- 例:ベクトル束、接束、主束
ファイバー束の切断
- 各点ごとに取る値の空間が変わるような一般化された関数を記述する手法
- 例:滑らかな多様体上の連続ベクトル場
ファイバー束の分類問題
- 引き戻し、分類空間、分類写像
コホモロジー
キーワード
特異コチェインの性質
1年前の特集でもホモロジーがあった
『数学セミナー 2017年12月号』の特集で、ホモロジーが扱われていました。
図形的イメージは、2017年12月号でより詳しく書かれています。
そのときのまとめはこちらです。
wed7931.hatenablog.com
wed7931.hatenablog.com
ド・ラームコホモロジーとド・ラームの定理について、今回の記事では数式を使って詳しく書かれています。