7931のあたまんなか

数学/読書メモ/自分の考え方/水曜どうでしょう/交通関係(道路・航空)など、頭の中にあることを書き出しています。

方向転換を決断した人には、いつも「うらやましい」と言っている。

自宅の本棚にあった『こんなツレでごめんなさい』(望月昭 著)を読んで、ブクログにこんなレビューを書いた。

この本を読んだのは2回目になる。

1回目はうつ病になる前に、『ツレうつ』を読んだ後。
2回目はうつ病で休職して復帰を目指している今の段階。

ツレさんと自分は、症状は半分くらいは似ていると思う。
他に本で読んだうつ病経験者とは、症状の共通点が少ない方だと思う。

ツレさんは環境をガラッと変えることで物事が良い方に進んでいっているという印象を持っている。
その方向転換をする勇気と決断力を持っているのが素晴らしいと思う。

逆に、自分はそのような方向転換をするほどの気持ちを持てていない。
方向転換をしようにも、どこに転換すればいいか、転換して進んでいいものかを考えて尻込みしてしまう。

自分もこのような気持ちがほしい。


これを書いて思ったのが、自分は方向転換を決断した人には、いつも「うらやましい」と言っているということ。


自分の周りには、方向転換をした人がたくさんいる。例えば…

  • 新卒で就職した会社を退職して、別の会社に就職した人
  • 高校を中退して、専門学校に通って理容師になった人
  • 大学院の博士課程を中退して研究者をあきらめ、一般企業に就職した人
  • 自衛官を辞めて、別の種類の公務員になった人
  • 育児に専念するために退職した人

こういう人と話すときには、いつも「決断ができて、うらやましい」と言っている。


それでは、自分はどうか。

体調がどうにもならなくて休職をするという選択はした。

これをある路線の駅で停車していると例えると、前述の方向転換した人は別の路線に乗り替わったと言える。

ここまでの決断はできていない。


「うらやましい」という言葉が口をついて出るということは、やはり方向転換をしたいということなんだろうか。

現在は休職中で、時間はある。

これからの人生の進め方をゆっくり考えたい。


ちなみに、この記事を書いている日に放送されたNHK朝ドラ『半分、青い』では、ヒロインの親友である律が退職届を出したシーンがあり、心が動かされた。

www.nhk.or.jp


これ以外にも『半分、青い』では、今の自分の胸に刺さるセリフが多い。






この朝ドラに自分が動かされそうな気がしている。