結城浩さん(@hyuki)の著書『数学ガールの秘密ノート/行列が描くもの』が2018年10月に刊行されました。
レビューを担当しました!
このたび、執筆中の原稿を読ませていただいて感想や意見をお伝えするレビュアーを担当させていただきました!
結城浩さんが執筆中の本のレビュアーになりました!レビュアーにずーっと興味があり、募集案内を見て二度とない機会だと思い、すぐに応募しました。メールに熱い思いを書いた甲斐がありました。今からとても楽しみです! https://t.co/gXvuoyjE2I
— 7931 (@wed7931) 2018年5月27日
私が最も好きな著者のまだ世に出ていない本の原稿を読ませていただくという、貴重であり少し不思議でもある体験をさせていただきました。
この本の発行に、少しでも力になっていればうれしいです。
そして、私をレビュアーに選んでいただいた結城浩さんには感謝の気持ちでいっぱいです!
初めて献本していただきました!
そして、刊行されたばかりの本が出版社より贈られてきました!
私にとって、初めて献本いただく本です。
あとがきには、私の名前も載せていただきました。
また、結城さんのサイン入りです。
この本は自分にとっての宝物なので、保存用としてカバーをかけて保管しておこうと思います。読む用はAmazonで予約済みです。
「行列」の最適な入門書
この本についての自分の経験はさておき、内容についても触れておこうと思います。
一言でいうと、行列の最適な入門書であると思います。
行列は、高校数学の指導要領から消えたり現れたりを繰り返し、2010年代の高校生の大半は学習していません。
一方で、大学1年で数学を学ぶときには必ず行列が出てきます。
行列は、高校までの数学の常識を超える”数”といえるので、扱うためにはある程度の構えが必要になります。
私は高校で行列を学んだ世代なので、行列への構えができた状態で大学数学に臨めましたが、もし行列を知らずに大学数学に入り込めたかというと自信はありません。
この本には行列への構えをするために必要なことが詳しく書かれていますし、この本を読めば大学数学にスムーズに入っていけると思います。
このような意味で、大学1年の講義が始まる前に読んでおくのに最適な行列の入門書です。