あと20日ほどで2018年が終わります。
何もしていなかったようで、たぶんいろいろやっていた2018年。
振り返りたいことはたくさんありますが、この1年でやってきた数学の活動について振り返ってみます。
【目次】
MATH POWER 2018に参加
私にとって初めて数学イベントに参加したことが、最も大きな出来事です。
学生時代以来、たっぷりと数学に浸れて、とても幸せな気分でした。
来年も数学イベントに参加して、今度はいろいろな方と交流できればと思います。
幾何系に興味を持ち始めた
中学以来、幾何学には相当な苦手意識がありました。(こちらに詳しく)
しかし、昨年4月から定期購読している『数学セミナー』の特集や『数学ガール/ポアンカレ予想』を読んで、幾何学に興味が出てきました。
リーマン計量、ホモトピー、ホモロジーなど、学部時代に理解できなかった内容がようやくわかってきて、幾何学が楽しくなってきました。
来年もこの流れは続くように思います。
13年ぶりに表現論を勉強し始める
Twitterで数学関係のツイートを見ていると、リー群の表現論と物理との関係が目に付くようになりました。
大学院時代の専門がリー群の表現論だったので、「改めて理解したい!」と思うようになりました。
ということで、私の指導教官が書いた『表現論入門セミナー―具体例から最先端にむかって』を使って、表現論と物理の関係の勉強を10月から始めました。
ゆっくりと読んでいて、ようやく第1章が読み終わりそうです。
物理との関係も少し出てきて、今後が楽しみです。