7931のあたまんなか

数学/読書メモ/自分の考え方/水曜どうでしょう/交通関係(道路・航空)など、頭の中にあることを書き出しています。

2020年の数学活動を振り返る

2020年も趣味で数学をやってきました。
特定の分野を集中して勉強するというよりも、興味や関心の赴くままにいろんな分野の数学をつまみ食いするスタイルで活動しています。

2019年に引き続き、どんな数学活動をしてきたかを振り返ってみます。

【目次】

物理学への興味がより強くなってきた

前年の振り返りで、「表現論から物理に興味が移ってきた」と書きました。
2020年は物理への興味がより強くなってきました。

松浦壮さんの以下の2冊の本を読んだことがきっかけです。

数式を出すことをいとわずに書かれており、数学に慣れた自分にとって非常に読みやすい本でした。

相対論や量子力学は大学院時代の専門だったLie群の表現論に関係していることもあり、今後も勉強していきたい分野です。

数学セミナー』の定期購読は4年目に入った

2017年4月から続けている『数学セミナー』の定期購読は4年目に入りました。

毎月の特集で様々なテーマを自分の意志に関係なく与えてくれるので、『数学セミナー』を毎号読むことは、いろいろな分野をつまみ食いするスタイルにはうってつけです。

2020年の特集で最も興味深かったのは、9月号の「新型コロナウイルスと闘うために数学にできること」でした。

数学セミナー』の定期購読は、自分の数学活動のペースメーカーでもあるので、今後も続けていく予定です。

数学ガールの秘密ノート』シリーズのレビューを担当した

結城浩さんの『数学ガールの秘密ノート』シリーズのレビューを2018年から担当させていただいています。
2020年も次の2冊のレビューを担当させていただきました。

数学ガールの秘密ノート/確率の冒険』は、私が苦手とする確率(特に、条件付き確率)が扱われており、レビューに並行して自分のための勉強にもなりました。
また、病気の検査における陽性・偽陽性が扱われており、新型コロナウイルス感染拡大の状況下でリアルタイムに関心を持って読むこともできました。

2021年も同シリーズの次回作のレビューを担当させていただくことになっています。

今年もたくさんの数学関係の本を買った

自宅で好きなタイミングでいろいろな分野の数学書を参照できるように、数学関係の本を買い集めています。
2020年はブックオフオンラインストアで箱買いをしたり、数年ぶりに明倫館書店に行くなどして、たくさんの数学関係の本を買いました。

2020年に買った本の一部を並べてみました。

f:id:wed7931:20201230171044j:plain

2021年にやりたいこと

2年ほど休止している勉強したことをまとめたブログの再開や「自分用インデックス」の作成など、自分が勉強した数学を記録する活動を始めようと思っています。(今はTwitterに都度書いています)
限られた時間でどうやっていくかを考えていく予定です。

ということで、2021年も趣味の一環として、のんびりと数学をやっていこうと思っています。