メモをとる。ノートをとる。そして、共有してみる。
学校での授業や職場での会議など、いろいろなところでメモやノートをとる場面があります。
このメモやノートをどのようにとるか。何を書いて、何を書かないか。など、自分にとってはすごく気になることです。
というのは、自分が理解したことをどのように記録してその後に活用するかは、勉強や仕事での基本だと考えているからです。
メモやノートの書き方についてのこだわり
メモやノートに関する話題はTwitterでたまに出てきていて、自分の反応を含めてTwitterモーメントにまとめました。
このモーメントの中にある自分のこだわりや考え方を抜き出しておきます。
ノートは自分が理解できるように書くもの。なので、「ノート点」の必要性がわからない。
黒板に書かれた通りにノートをとるのは、中学2年くらいで無駄だと気付いてやめた。自分の頭のフィルターを通して、必要なことを整理して書く。結果的に自分にとってはきれいなノートになる。他人からどう見えるかは知ったこっちゃない。ノート点を採点する授業があるけど、今でも必要性がわからない。
— 7931 (@wed7931) May 13, 2017
高校生になると「ノートをコピーさせて」っていう同級生がいたけど、「先生が板書した通りじゃないけどいい?」といちいち断ってノートを貸してた。借りていた彼らは、コピーしたノートを見てどうやって勉強してたんだろう?
— 7931 (@wed7931) May 13, 2017
「黒板に書かれた内容を説明している教師の話を聞いて、大事だと思ったところを忘れないように書き留めておく作業がノートを取る」ということ。なので、ノートに書かれた内容は個人によって異なって当然。という考えだったので、評価のための「ノート提出」という行為が無駄に思えてしょうがなかった。
— 7931 (@wed7931) August 21, 2017
ノートのとり方を意識したのは中学校の社会の先生のおかげ
ノートの取り方の形式的な指導は小学校でよくあった。子どもからも「これはノートにどう書けばいいの?」と質問される。当時の自分もそんな質問をしていた。今思うとすごく些細なこと。中学校に入って、オリジナル形式でノートを取るようになった。社会の先生にほめられて、これでいいんだ!と思った。
— 7931 (@wed7931) June 3, 2018
ノートの罫線はそもそも必要なの?と考えることもある
「ノートの罫線は必要なのか?」と最近思う。書店でノートを見て、たくさん驚きがあった。大学ノートの横罫線の上に等間隔で点が打たれていて、図が書きやすくなっている(と思われる)もの。中学・高校レベルで教科ごとに様式が異なるノート。「メモの取り方がわからない」という気持ちが少しわかった。
— 7931 (@wed7931) June 3, 2018
数学の途中計算を「消さない」ことへのこだわり
ノートの隅に書く筆算は必ず残してた。答えを間違えたとき、その原因がわからなくなるので。高校以降は記述問題の途中で間違いに気付いたら、消しゴムで消さずにでっかくバツを書いてた。その方がいい。 / 補助計算を消す子: 遊学塾-興味津々- https://t.co/sLlxLSCJAO
— 7931 (@wed7931) May 13, 2017
メモを共有するワークショップ
このように、自分はメモやノートへのこだわりが強いので、他の人がどのようにノートをとっているかがとても気になります。
良くない行動ですが、他の人のメモを覗いてみたいと考えることもよくあります。
ということを考えていると、複数人でメモを共有するワークショップがあるということを知りました。
第1回がすでに行われていて、そのレポートがこちらに書かれています。
とても気になる内容で、できれば一度参加してみたいと思います。
おまけ:大学の数学の講義のノートのとり方は例外でした。
最初に、頭のフィルターを通してノートをとることを強調しましたが、例外が1つあります。
大学での数学の講義です。
私が所属していた理学部数学科の講義は、先生が黒板に定理とその証明や計算を90分間書き続けることがほとんどでした。
指定される教科書どおりに講義が進むことはほとんどないので、黒板に書かれた内容をノートに書き写す必要があります。
また、内容が非常に高度で、(私のレベルでは)頭のフィルターを通して理解する余裕がありません。
なので、数学の講義だけは板書を必死に書き写すことに専念しました。
小学生:板書をそのまま写していた。
— 7931 (@wed7931) 2018年4月8日
中学生:板書+わからないところや興味があるところをメモ
高校生:板書はあくまで参考。授業を聞きながら、ポイントを把握して自分用ノートを作る。
大学生:最初は高校時代を踏襲。数学科に進んで、板書スピードが速く思考が追いつかず、板書を写すことに専念。 https://t.co/qXmcc7wByS