「読解力」。
最近の頭の中に常に浮かんでいる言葉のひとつです。
そのきっかけは『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(新井紀子著)を読んだことです。先日のブログにも書きましたが、印象があまりにも強烈でした。
ブログ記事のタイトルにもあるように、親としての危機感を感じました。
危機感を持つだけでは何も始まらないので、具体的にやっている取り組みを書こうと思います。
家族でニュース番組を見る。
朝食や夕食の時間には、家族でニュース番組を見るようにしています。
ニュースを見ていると、子どもからはいろいろな質問が出てくるので、それに答えるようにしています。
いずれインターネットで情報を自ら取りに行くようになりますが、その準備として、まずは情報を浴びてみようと。
最近のニュース番組の質で気になることはありますけどね…。
新聞を読んでもらう。
我が家では、スポーツ新聞を取っています。
1年ほど前に一般紙を取っていましたが、ほとんど読まなくなったので購読中止。
その後、子どもに新聞を読んでほしいなぁ…という思いが出てきました。
でも、一般紙はとっつきにくいかなと。
じゃぁ、野球大好き一家なので、スポーツ新聞を取ってみよう!ということになりました。
その結果、興味を持ってくれて、少しずつ読んでくれています。
オリンピック期間中は、前日の結果や当日の競技予定を読んでいました。
そして、今日から大好きなプロ野球が開幕します!
これからも興味を持って読んでくれることを期待しています。
文章だけでなく、表形式のデータも多いので、そのような情報の読み取りに慣れてくれることも期待しています。
わからない問題は問題文を音読させる。
これについては、以下のツイートのとおりです。
長男(小3)が算数の文章題を解くときに「どう式を書けばいいかがわからない」と聞いてくることがあります。そのときは「問題文を声を出して読んでごらん」と言って音読させると、「あっ、わかった!そういうことか!」とすらすらと解けることがほとんどです。国語と英語以外の音読は大事だと思います。 https://t.co/DKhbMguwhv
— 7931 (@wed7931) 2018年2月11日
現時点で約170リツイート。
私のツイートで最も多くRTされており驚いています。
このツイートでは、算数の文章題について書いていますが、他の教科でも同じだと思います。
よく観察していると、問題の意味がわからないこともありますが、答え方がわからないということもあるようです。
いちばん多いのが、問題文をきちんと読んでいないことのようなので、音読させると「わかった!」となる場合が多いです。
長い目で見てあげよう
手を変え品を変えやっていますが、どれも私自身も小さいときはなかなか身に付かなかったこと。
まぁ、長い目で見てあげようと思います。