『国道!? 酷道!? 日本の道路120万キロ大研究』読書メモ
こんにちは。道路ファンになって20年以上の7931です。
道路ファンになった経緯や興味がある分野については、別途詳しく書こうと思いますが、ざっくりいうと、高速道路全般、インターチェンジの形状、国道番号やインターチェンジ番号などの番号系に興味があります。
長距離ドライブをするときは、運転は妻に任せて、助手席から標識の写真を撮影しまくっています。
鉄道ファンはよく聞くと思いますが、道路ファンというのはあまり聞かないかと思います。
確かにそのとおりで、道路ファンが読むような本は鉄道ほど多くありません。
その分、道路関係の本を書店で見つけるとうれしくなります。
これまでに道路関係の本を何冊も読んできましたが、今回読んだ『国道!? 酷道!? 日本の道路120万キロ大研究』(平沼義之 著)は、個人的に「こういうのがほしかった!」という1冊です。
国道? 酷道!? 日本の道路120万キロ大研究 (じっぴコンパクト文庫)
- 作者: 平沼義之
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: Kindle版
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道路関係の本というと、自分の経験では、
を紹介するものが多いかと思います。
この本では、日本の道路行政を司る法律やその歴史的変遷を詳しく説明することによって、最終的に「酷道や特徴的な道路がどのような経緯で生まれるのか」がわかるようになっています。
ざっくりいうと、「道路に関する『なぜ』を考えるための予備知識が得られる本」と言えると思います。
自分がこの本で解決できた疑問は、
- 見た目は普通の道路と同じような林道や農道がなぜ存在するか?
- 主要地方道(道路地図では緑)と都道府県道(黄色)の違いは?
- 「高速自動車国道」と「自動車専用道路」の違いは?
- 道路ファンの興味対象の1つの「道路原標」とは何か?
などです。
道路地図を見ながら、特徴的な道路がどのような経緯でできたかが気になっていましたが、この本を片手にいろいろ予想してみることができそうです。
道路を楽しみが1つ増えました。