立体図形に慣れ親しめる「サイコロキャラメル」と「ピタゴラス」
以前にブログに書きましたが、数学の図形の問題がとても苦手です。
そして、平面図形よりも立体図形がもっと苦手です。
例えばこのような問題です。
- 立体のある点からある面に下ろした垂線の長さを求めよ。
- 立体の断面積を求めよ。
- 回転体の体積を求めよ。
図がかけたとしても、立体的な図形のイメージがつかみづらいので、考えているうちに頭が混乱してきてしまいます。
40代に近づいた私が苦手なのはしょうがないとして、私の子どもたちには図形に慣れ親しんでほしいと思うのが親心です。
私の家にあるもので、立体図形に慣れ親しめると思えるおもちゃを紹介します。
立方体で遊べるサイコロキャラメル
サイコロキャラメル をご存知のみなさんは多いと思います。
サイコロキャラメルは2016年まで全国発売されていましたが、その後は北海道限定で売られるようになりました。
北海道内のお土産屋さん、アンテナショップ、ネット販売で購入できます。
私の家にあったのはこの2パターンでした。(実家が北海道にあるので、帰省するといつも買っています。)
ご存知のように立方体のサイコロです。
はさみで切れば、簡単に立方体の展開図ができます。
立方体、正四面体、円の面積も勉強できる「ピタゴラス」
ピープル株式会社が出している ピタゴラス シリーズというおもちゃがあります。
5年ほど前に父がプレゼントしてくれて、子どもたちはよく遊んでいました。
ピタゴラスは図形に慣れ親しむにはピッタリのおもちゃだと思っています。数学好きの大人でも十分楽しめます。
ピープル ピタゴラス(R) ひらめきのプレート PGS-119
- メディア: おもちゃ&ホビー
いろいろな形のプレートを組み合わせて立体を作れます。
正方形、正三角形、直角二等辺三角形、二等辺三角形など、いろいろなプレートが入っています。
プレートの縁には特殊な磁石が入っていて、プレート同士をくっつけて平面図形や立体図形を作ることができます。
立方体で遊んでみる。
正方形のプレートを6枚組み合わせて、立方体の展開図を作ります。
これを組み立てて…
立方体が作れます。
それを展開して、いろいろな展開図を作ることもできます。
下の写真のように、スタートとは違う展開図を作ることもできます。
逆に、この展開図で立方体が作れるかな?というのも簡単に試すことができます。(下は立方体が作れない例)
正四面体も作れます。
正三角形のプレートを4枚使えば、正四面体も作れます。
そのほかにも、底面が正方形の四角錘なども作れます。
正三角形のプレートがたくさんあれば、正八面体や正二十面体も作れます。…と言いたいのですが、強い磁石ではないので崩れてしまうと思います。正八面体にチャレンジしましたが、ぐしゃっとなってうまくいきませんでした。
円の面積の勉強にもなります。
立体図形ではなく平面図形の話になりますが、円の面積の勉強にも使えます。
円をピザのように切って、組み合わせて平行四辺形を作って、円の面積を求める公式を出すというアレです。
上の写真では、二等辺三角形の枚数が足りないため正多角形になっていませんが、実際に手を動かして確認することができます。
小学校高学年になるとまた使い始めるはず
子どもたちは幼稚園のころはピタゴラスでよく遊んでいましたが、小学校に入ってからはあまり遊ばなくなりました。
ですが、立方体や円などについて本格的に勉強が始まる小学校高学年になると、また活躍するのではないかと思っています。