書店に行くと、コミックエッセイの書棚をよくチェックします。 *1
そのときにタイトルを見て、「これだ!」と直感的に思って買ったのがこの本、きたみりゅうじさんの『人生って、大人になってからがやたらと長い』です。
- 作者: きたみりゅうじ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/10/10
- メディア: 単行本
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きたみさんは、大学卒業後にプログラマとして就職し、2度の転職を経て、フリーランスとなった方です。
そして本文によると、20代で結婚して、2人のお子さんがいて、マイホームを購入したそうです。
転職とフリーになったことを除くと、私とほぼ同じプロフィールです。
さらに、私が住んでいる町の近隣にいらっしゃるんじゃないかと読み取れました。
そのせいか、共感できるところが多く、感情移入しすぎて涙が出そうなところもありました。
印象的な言葉やシーン
印象的な言葉やシーンがいくつかあったのでメモしておきます。
冒頭に何度か出てくる「勤めあげる」という言葉
住宅ローンが通って、「ほんとに買うことになっちゃったよ!」とビビる。
正解を知らなくてもスタスタと歩いていくことができる。それこそが「大人」なのかもしれない。
インプットとアウトプットのバランスが大事
時は金なり、逆も真なり
自分たちはそろそろ人生の前半戦を終えようとしているのかもしれない。
『死ぬ辞め』に通じる部分が多い?
この本の前半部分は特に、汐街コナさんの『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』に通じる部分が多いと感じました。
『死ぬ辞め』については、過去にこのブログで触れています。
身体は大人になっても、心は子どものままなんだな。
自分や同世代の人を見ていて、うすうすとは感じていましたが、やっぱり「身体は大人になっても、心は子どものままなんだな」ということを改めて感じました。
その状態でどう大人の世界を生きていくかを考え続けるんだろうなと思います。
*1:以前に同じような出だしの記事を書いた気がします。